インフィニット・デンドログラム- レビュー|「ソードアート・オンライン」系のゲーム世界が好きな人

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⚔️ VRMMO×異能力バトル×群像劇
<Infinite Dendrogram>
インフィニット・デンドログラム
VRMMOバトル群像劇異能力
9.6/10 ★★★★★
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📊 総合評価スコア
ストーリーの面白さ
9.7
VRMMO設定
10
バトル
9.7
キャラクターの魅力
9.8
世界観
9.9

作品基本情報

原作海道左近
キャラクター原案タイキ
漫画今井神
ジャンルVRMMO / 異能力バトル / ファンタジー / 群像劇
アニメ2020年放送

あらすじ

2043年7月15日。

それまでのVRMMOでは実現できなかった、画期的なシステムを搭載したダイブ型VRMMO「Infinite Dendrogram」が発売された。

最大の特徴は、プレイヤー一人ひとりの行動や性格、プレイスタイルによって能力が変化・進化するシステム「エンブリオ」。

さらに、ゲーム世界には「ティアン」と呼ばれる、人間と見分けがつかないほどリアルな存在も暮らしている。

そんな世界に飛び込むことになるのが、大学受験を終え、東京で一人暮らしを始めた青年・椋鳥玲二。

兄に誘われていた「Infinite Dendrogram」を、受験終了の記念に始めることになる。

ゲーム内でレイ・スターリングを名乗る玲二は、パートナーとなるエンブリオ「ネメシス」とともに冒険へ旅立つ。

しかし、そこに待っていたのは単純なゲーム攻略ではなかった。

プレイヤー同士の戦い。

モンスターとの戦闘。

国家同士の争い。

そして、この世界で生きるティアンたちとの出会い。

やがてレイは、「Infinite Dendrogram」という世界そのものに関わる大きな事件へと巻き込まれていく。

こんな人におすすめ

・VRMMO系の作品が好きな人
・「ソードアート・オンライン」系のゲーム世界が好きな人
・主人公が少しずつ成長する物語が好きな人
・能力バトルが好きな人
・個性的な仲間やライバルが登場する作品が好きな人
・ゲームの設定やシステムを考察するのが好きな人
・主人公だけではなく群像劇を楽しみたい人

こんな人には合わないかも

・主人公が最初から圧倒的に強い作品を読みたい人
・VRMMOのゲーム設定に興味がない人
・キャラクターや能力が多く登場する作品が苦手な人
・複数の視点から物語が進む群像劇が苦手な人
・細かい設定より単純な爽快感を重視する人

実際に読んだ感想・レビュー

「ただのゲーム」では終わらない世界観が面白い

「インフィニット・デンドログラム」を読んで最初に感じる魅力は、VRMMOの世界そのものが非常に作り込まれていること。

公式設定では、プレイヤーごとに能力が進化する「エンブリオ」と、人間と見分けがつかない存在「ティアン」が大きな特徴になっている。

普通のゲームなら「NPCだから」という理由で片付けられてしまう存在にも、この作品ではそれぞれの生活や意思がある。

そのため、読者側も次第に「これはゲームなのか?」という感覚になってくる。

「ゲーム世界を攻略する物語」だと思って読み始めると、世界そのものの奥深さに引き込まれる作品です。

エンブリオの設定がかなり面白い

本作を特徴づけているのが「エンブリオ」だ。

エンブリオは、プレイヤー一人ひとりの行動や性格、プレイスタイルなどによって異なる能力へ進化していく。

つまり、単純に「強い武器を装備した人が勝つ」というゲームではない。

プレイヤーがどう戦うのか。

どんな考え方をするのか。

どんな選択をするのか。

そうした要素が能力や戦い方につながっていく。

この設定があることで、キャラクターごとの戦闘スタイルに個性が生まれている。

レイが最初から最強ではないのがいい

主人公のレイ・スターリングは、最初から何でもできる最強キャラクターではない。

公式コミカライズ紹介でも、序盤ではレベル上げを行い、PKに遭遇して自分たちの非力さを痛感する展開が描かれている。

だからこそ、戦闘を重ねるたびに成長していく過程が楽しめる。

「また主人公がチート能力で瞬殺か……」というタイプの作品とは違い、レイがどうやって困難を乗り越えるのかを見る面白さがある。

ネメシスとの関係が作品の軸になる

レイの冒険を語るうえで欠かせないのが、エンブリオであるネメシス。

単なる装備品や便利なスキルではなく、レイの冒険をともにする重要なパートナーとして描かれている。

戦闘で協力しながら、互いの考え方や信頼関係が少しずつ深まっていく。

「主人公と相棒」という関係性が好きなら、かなり楽しめるポイントだ。

バトルは能力の相性が重要

本作の戦闘は、単純なレベルやステータスだけで勝敗が決まるタイプではない。

それぞれ異なる能力を持っているため、相手の能力をどう攻略するのかが重要になる。

そのため、戦闘中に「この能力をどう突破する?」という頭脳戦的な楽しみもある。

能力の特徴を理解してから読み返すと、別の面白さを発見できるタイプの作品だ。

主人公以外のキャラクターも強烈

「インフィニット・デンドログラム」は、レイだけを見ていればいい作品ではない。

兄のシュウ・スターリングをはじめ、ルーク、ユーゴー、マリー、フィガロ、迅羽など、個性的なキャラクターが多数登場する。

アニメ版にも多くのキャラクターが登場しており、作品自体が群像劇的な広がりを持っていることが分かる。

主人公以外のキャラクターの戦い方や目的にも注目すると、作品の世界が一気に広がっていく。

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序盤の見どころ(ネタバレなし)

レイが「Infinite Dendrogram」を始める

大学受験を終えた椋鳥玲二が、念願だった「Infinite Dendrogram」を始めるところから物語がスタートする。

2043年という未来を舞台にしたVRMMO世界へ入り込む導入は、VRゲーム作品が好きならワクワクするはず。

ネメシスとの出会い

レイのパートナーとなるネメシスとの出会いは、本作の重要なポイント。

二人がどのような関係を築いていくのかに注目したい。

初めての戦闘

ゲームを始めたばかりのレイは、当然ながら強者ではない。

レベル上げをしながら戦闘経験を積んでいくが、PKなどの危険なプレイヤーとも遭遇する。

ここで「ゲームだから死んでも大丈夫」という単純な世界ではないことが見えてくる。

大瘴鬼ガルドランダとの戦い

序盤の大きな見どころの一つが、大瘴気ガルドランダとの戦い。

公式コミカライズ紹介でも、レイたちが圧倒的な力を持つ存在に襲われ、ピンチの中で新たな力を得る展開が紹介されている。

ここからレイの物語が大きく動き始める。

決闘都市ギデオン

物語が進むと、レイたちは決闘都市ギデオンへ向かう。

プレイヤー同士の戦いだけでなく、この世界に存在するさまざまな人物や勢力が絡み始め、物語のスケールが広がっていく。

「インフィニット・デンドログラム」が面白い理由

VRMMOの設定が細かい

本作は、単に「ゲームの世界に入った」という設定だけで終わらない。

エンブリオ、ティアン、ジョブ、モンスター、プレイヤー、国家など、多くの要素が絡み合って世界が構築されている。

そのため、設定を理解するほど面白くなる作品だ。

ゲームなのに「命」が軽くない

VRMMO作品では、ゲームオーバーやデスペナルティなどのゲーム的なルールが重要になる。

本作でもPKやデスペナルティなど、ゲームならではのシステムが物語に関わってくる。

公式コミカライズでも、レイとネメシスがPKに遭い、デスペナルティを受ける展開が描かれている。

「ゲームだから何をしても大丈夫」という世界ではないことが、物語に緊張感を与えている。

キャラクターによって戦い方が全然違う

エンブリオの存在によって、キャラクターごとに能力が大きく異なる。

そのため、戦闘を見るたびに「このキャラクターはこう戦うのか」という発見がある。

単純なパワー勝負ではなく、能力・戦術・相性が重要になる点が魅力だ。

群像劇としても楽しめる

主人公のレイを中心に物語は進むが、世界には多数のプレイヤーやティアンが存在する。

それぞれに目的があり、別々の場所で物語が動いている。

そのため、主人公の知らないところで起きている出来事が、後になって大きな意味を持つこともある。

この構成が好きな人にはかなり刺さる作品だ。

「ゲームの世界」なのに、世界そのものが生きている

個人的に本作で特に面白いのがここ。

ティアンたちは単なる背景キャラクターではない。

彼らにも生活があり、目的があり、物語がある。

そのため、プレイヤー側から見ると「ゲームの住人」に見える存在が、物語を動かす重要な人物になっていく。

この構造によって、「本当にこれはゲームなのか?」という感覚が生まれる。

長く楽しめる作品を探している人に向いている

原作Web版は2015年から連載され、2026年8月27日時点でも更新が確認できる。

公式の作品情報では、2026年8月時点で752エピソード、約475万文字が掲載されている。

短期間で読み切る作品というより、世界観にじっくり入り込んで長く楽しみたい人向けのシリーズだ。

漫画版「インフィニット・デンドログラム」もおすすめ

漫画版は今井神によってコミカライズされている。

公式アニメサイトでは、レイがゲームを始める第1巻から、PK、ガルドランダとの戦い、ギデオンでの事件など、原作の序盤から重要なエピソードが漫画化されていることが確認できる。

小説版よりもまず世界観を直感的に理解したい人なら、漫画版から入るのもおすすめ。

漫画と小説、どちらから読むべき?

📚 おすすめの読み方
漫画版
まず世界観やキャラクターを知りたい人向け
入門向け
原作小説
世界観や設定を深く楽しみたい人向け
じっくり

無料・お得に読む方法

「インフィニット・デンドログラム」は原作小説と漫画版が展開されているため、まず漫画版の試し読みから入る方法もある。

特にVRMMOの世界観やレイとネメシスの関係を確認したいなら、漫画版は入り口として分かりやすい。

一方、エンブリオやティアンなど、作品独自の設定を深く楽しみたい場合は原作小説との相性がいい。

電子書籍で読む場合は、購入前に無料試し読みやセール、ポイント還元などの最新キャンペーンを確認しておきたい。

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まとめ:ただのVRMMOではない、作り込まれた異世界ゲームファンタジー

「<Infinite Dendrogram>-インフィニット・デンドログラム-」は、未来のダイブ型VRMMO「Infinite Dendrogram」を舞台に、主人公レイ・スターリングの成長と冒険を描くVRMMOファンタジーだ。

最大の魅力は、プレイヤーごとに異なる進化をする「エンブリオ」と、ゲーム世界で生きる「ティアン」という独自の設定。

単純に「ゲームの中でレベルを上げて強くなる」だけではなく、キャラクターそれぞれの能力や考え方、行動によって物語が変化していく。

レイ自身も最初から最強ではなく、PKや強敵との戦いを経験しながら成長していく。

そして物語が進むにつれて、レイ一人の冒険から、プレイヤーやティアン、国家などを巻き込んだ大きな群像劇へと広がっていく。

「VRMMO作品が好きだけど、単純なゲーム攻略ものでは物足りない」という人には、特におすすめしたい作品だ。

⚔️ インフィニット・デンドログラムはこんな人におすすめ
✅ VRMMO作品が好き
✅ エンブリオなど独自システムに興味がある
✅ 能力バトルが好き
✅ 主人公の成長を楽しみたい
✅ 個性的なキャラクターが好き
✅ 群像劇が好き
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