『転生王子はダラけたい』レビュー | 全然ダラけない

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『転生王子はダラけたい』レビュー

ダラけたい王子なのに、なぜか規格外の才能が開花!もふもふ召喚獣と楽しむ異世界ほのぼのファンタジー。

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※リンク先の配信状況・価格などは各サービスでご確認ください。

『転生王子はダラけたい』は面白い?

結論からいうと、「異世界転生×ほのぼの×もふもふ」が好きな人にはかなりおすすめの作品です。

主人公は大学生だった一ノ瀬陽翔

前世では窮屈な生活を送っていた彼が転生したのは、異世界の小国グレスハートの第三王子フィルでした。

王子として生まれ変わったフィルが望んだのは、世界征服でも英雄になることでもありません。

「今度こそ思いっきりダラけたい!」

ところが、現実はそう簡単にはいきません。

召喚した獣が伝説級だったり、自分で作った料理が評判になったり、精霊や鉱石などにも関わるようになったり……。

ダラけたい本人の意思とは裏腹に、どんどん周囲から注目されていきます。

この「本人はのんびりしたいのに、才能や人脈のせいで全然ダラけられない」というギャップが、本作最大の面白さです。

📊 総合評価スコア
ストーリー
8.8
キャラクター
9.4
ほのぼの
9.8
もふもふ
10
異世界感
9
テンポ
8.8
おすすめ度
9.4

『転生王子はダラけたい』基本情報

項目内容
原作朝比奈和
イラスト柚希きひろ
出版社アルファポリス
ジャンル異世界転生・ファンタジー・ほのぼの
主人公フィル・グレスハート
コミカライズ堀代ししゃも/朝比奈和
学園編コミカライズ川越マチコ/朝比奈和
原作小説2026年9月に22巻発売予定

原作小説は朝比奈和先生による作品で、2016年に刊行が始まりました。2026年9月9日には第22巻の発売が予定されています。

なお、現時点でTVアニメ化された作品ではありません。原作小説とコミカライズを中心に楽しむ作品です。

『転生王子はダラけたい』のあらすじ

大学生の一ノ瀬陽翔は、ある日、異世界の小国グレスハートの王子へと転生します。

新しい人生で与えられた名前はフィル・グレスハート

しかも、王族として生まれたフィルの周囲には優しい家族や使用人たちがいます。

前世で窮屈な生活を送っていたフィルにとって、これはまさに理想的な第二の人生。

そこでフィルが決めた人生の目標は……。

「今度こそダラけて暮らす!」

美味しいものを食べ、好きなことをして、もふもふの召喚獣と一緒に過ごす。

そんな平和な生活を夢見ていたフィルですが、初めて契約した召喚獣からして普通ではありません。

伝説級の力を持つ存在と契約してしまい、フィルの周囲には次々と事件が起こります。

さらに、料理や精霊、鉱石など、フィルが何気なく行うことが周囲から注目されるようになります。

本人は「目立ちたくない」「ダラけたい」と思っているのに、なぜかどんどん有名になっていく。

この矛盾した状況こそが、『転生王子はダラけたい』の基本的な面白さです。

『転生王子はダラけたい』の魅力をレビュー

① 「ダラけたい」のに全然ダラけられない

タイトルから想像すると、ひたすら寝転がっている主人公をイメージするかもしれません。

ところが、実際のフィルはかなり忙しい。

なぜなら、本人が何かするたびに「普通ではない結果」が出てしまうからです。

召喚獣を手に入れれば、その存在が規格外。

料理を作れば評判になる。

魔法や鉱石に関われば、また新しい展開が始まる。

つまり、「ダラけたい」という目標そのものが、物語を動かすフラグになっています。

本作の魅力は「ダラけたい=何もしない」ではないところ。
フィルが自由に生きようとするほど、周囲が騒がしくなっていく。このギャップが楽しい作品です。

② フィルがとにかく愛されキャラ

フィルは王子という立場にありながら、偉そうに振る舞うタイプではありません。

むしろ、自分が楽しめることや興味を持ったことに素直。

その結果、周囲から見ると「可愛いけれど、とんでもないことをする王子」になっていきます。

家族や従者との関係も温かく、殺伐とした異世界作品とは違う安心感があります。

レビューでも「フィルがとても可愛い」「家族や才能に恵まれ、規格外な言動をしてしまうところが面白い」といった評価が見られます。

③ もふもふ召喚獣が最大の癒やし

この作品を語るなら、召喚獣は外せません。

フィルが求めているのは、何より「もふもふ」

ところが、最初から普通のペットを手に入れるわけではありません。

伝説級の存在まで仲間になってしまうため、フィルの「もふもふライフ」は、どんどん規格外になっていきます。

かわいい召喚獣との交流と、召喚獣が持つ圧倒的な力。

この「見た目は癒やし、中身は規格外」という組み合わせが本作の魅力です。

④ 王族ならではの「異世界スローライフ」が楽しい

異世界転生作品では、転生した主人公が冒険者として生活するケースも多いですが、フィルは王子です。

そのため、王族としての生活や家族との関係、国の事情なども物語に絡んできます。

一方でフィル自身は、できるだけ自由にのんびり過ごしたい。

この「王子という立場」と「本人のぐーたら志向」のズレが、物語に独特の味を出しています。

⑤ 料理・鉱石・精霊など、世界がどんどん広がる

『転生王子はダラけたい』は、単純な「王子のほのぼの生活」だけではありません。

フィルの行動をきっかけに、料理、召喚獣、精霊、鉱石、魔法など、さまざまな要素が広がっていきます。

そのため、物語が進むにつれて「次は何が起こるんだろう?」という楽しみが生まれます。

レビューでも、伝説の獣や精霊、鉱石などを含めてフィルの規格外な才能が次々に開花していく点が評価されています。

『転生王子はダラけたい』は面白くない?

もちろん、好みが分かれるポイントもあります。

こんな人には合わないかも

・激しいバトルを最優先したい
・主人公が常に努力して強くなる作品が好き
・シリアスで重いストーリーを求めている
・ほのぼの展開をじっくり読むのが苦手
・主人公の規格外展開に「またか」と感じてしまう

特に、「ダラけたい」というタイトルから本当に何もしないスローライフを期待する人は注意。

実際のフィルは、本人の意思に反してさまざまな出来事に巻き込まれていきます。

ただし、それこそが作品の面白さでもあります。

こんな人におすすめ!

🔥『転生王子はダラけたい』がおすすめな人

✔ ほのぼの異世界ものが好き
✔ もふもふ・動物キャラが好き
✔ 可愛い主人公を見守りたい
✔ 規格外の才能を持つ主人公が好き
✔ 家族との温かい関係が好き
✔ スローライフ系の作品が好き
✔ 異世界の王族生活を楽しみたい
✔ 癒やされるファンタジーを読みたい

コミカライズ版『転生王子はダラけたい』

本作はコミカライズも展開されています。

幼少期を描くコミック版では、漫画・堀代ししゃも先生、原作・朝比奈和先生による作品が刊行されています。

その後、学園編を描く『転生王子は(学園でも)ダラけたい』が川越マチコ先生によってコミカライズされています。

学園編では、フィルが「誰も自分を知らない場所なら、今度こそダラけられる」と考え、異国の名門学園へ留学。

ところが、そこでもフィルの周囲には事件が起こります。

従者の獣人カイルや召喚獣コクヨウとともに始まる学園生活も、本編とは違った楽しさがあります。

コミック版を読むときの注意点

『転生王子はダラけたい』のコミカライズは、幼少期を描いた「転生王子はダラけたい」と、学園編の「転生王子は(学園でも)ダラけたい」に分かれています。

ここは初めて読む人が少し迷いやすいポイントです。

特に旧コミック版は全3巻で区切られ、その後に学園編のコミカライズがスタートしています。コミックナタリーも、学園編が前日譚となる「転生王子はダラけたい」の後に始まったことを紹介しています。

最初からフィルの物語を追いたいなら、幼少期編→学園編の順番で読むのがおすすめです。

原作小説はどこまで出ている?

原作小説は現在も続いており、2026年9月9日には第22巻が発売予定です。

第22巻では、フィルが身分を隠して入学したステア王立学校で三度目の秋を迎え、中等部3年生として最高学年になる展開が紹介されています。

つまり、フィルの「ダラけたい」という願望とは裏腹に、物語は学園生活の中でもどんどん広がっているわけです。

『転生王子はダラけたい』FAQ

Q. 『転生王子はダラけたい』の主人公は誰?

主人公はフィル・グレスハート。前世では大学生の一ノ瀬陽翔だった人物で、異世界の小国の第三王子に転生します。

Q. フィルは本当にダラけている?

本人はダラけたいと思っていますが、実際にはなかなかダラけられません。召喚獣や料理、魔法などをきっかけに、次々と出来事に巻き込まれていきます。

Q. 『転生王子はダラけたい』にアニメ版はある?

現時点ではTVアニメ化されていません。原作小説とコミカライズを中心に展開されている作品です。

Q. 漫画は完結している?

幼少期を描いたコミック版と、学園編を描く『転生王子は(学園でも)ダラけたい』が存在するため、作品を探す際はタイトルに注意しましょう。

Q. もふもふ好きでも楽しめる?

むしろ本作の大きな魅力の一つです。フィル自身がもふもふを求めており、召喚獣たちとの交流が物語の重要な楽しみになっています。

『転生王子はダラけたい』をお得に読む方法

「フィルと召喚獣たちのほのぼのした生活を楽しみたい」という人には、電子書籍がおすすめです。

まずコミック版で雰囲気を確認して、気に入ったら原作小説へ進むのもよいでしょう。

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まとめ|『転生王子はダラけたい』は「ダラけたいのにダラけられない」王子の物語

『転生王子はダラけたい』は、異世界の第三王子に転生したフィルが、もふもふ召喚獣たちと自由な生活を目指すほのぼのファンタジーです。

フィルの願いは、とにかくダラけること。

ところが、本人の才能や行動が周囲から注目され、伝説級の召喚獣や精霊、鉱石、料理など、次々と新しい出来事に巻き込まれていきます。

つまりタイトルとは裏腹に、フィルはなかなかダラけられません。

しかし、その「ダラけたいのに忙しくなってしまう」というギャップこそ、本作の面白さです。

さらに、可愛い召喚獣、優しい家族、頼れる仲間など、作品全体に温かい雰囲気があります。

激しいバトルよりも、「可愛いキャラクター」「もふもふ」「異世界スローライフ」「規格外主人公」を楽しみたい人には、かなりおすすめです。

🔥総合評価:9.4 / 10

「ダラけたい」という願望とは裏腹に、なぜかどんどん規格外になっていくフィルが魅力。
もふもふ系・ほのぼの異世界作品が好きなら、一度チェックしておきたい作品です。

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