蜘蛛ですが、なにか? レビュー|異世界転生モノ!

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作品基本情報
| 原作 | 馬場翁 |
|---|---|
| 漫画 | かかし朝浩 |
| キャラクター原案 | 輝竜司 |
| 出版社 | KADOKAWA |
| レーベル | 角川コミックス・エース |
| コミック | 16巻まで確認 |
| ジャンル | 異世界 / ファンタジー / サバイバル / バトル |
あらすじ
女子高生だった「私」は、ある日突然、異世界の迷宮で目を覚ます。
しかも、転生した姿は人間ではなかった。
なんと「蜘蛛」。
さらに、自分が転生した場所は、毒ガエルや大蛇、龍まで存在する危険極まりない迷宮だった。
食べ物もない。
安全な場所もない。
人間の仲間もいない。
文字通り、最悪の環境から始まる異世界生活。
それでも「私」は持ち前のポジティブさと強烈なメンタルで、生き残るために戦い始める。
敵を倒して経験値を獲得し、スキルを手に入れ、進化し、少しずつ強くなっていく。
しかし、迷宮の奥へ進むほど、単なるサバイバルでは済まない世界の秘密が見えてくる。
自分はなぜ蜘蛛として転生したのか。
この世界では何が起きているのか。
そして、転生した者たちにはどんな運命が待っているのか。
一匹の蜘蛛の生存戦略から始まった物語は、やがて世界そのものを揺るがす物語へと広がっていく。
こんな人におすすめ
・主人公が弱い状態から成長していく作品が好きな人
・ダンジョン探索やサバイバルが好きな人
・スキルやステータスによる成長システムが好きな人
・モンスター転生作品を読みたい人
・伏線や世界の謎を考察するのが好きな人
こんな人には合わないかも
・人間の主人公による王道異世界ファンタジーが好きな人
・サバイバル要素が強い作品が苦手な人
・主人公が苦労する展開をあまり見たくない人
・複数の視点から進む物語が苦手な人
実際に読んだ感想・レビュー
「蜘蛛に転生」という設定が想像以上に面白い
「蜘蛛ですが、なにか?」の第一印象は、やはり「なぜ蜘蛛?」だろう。
異世界転生といえば、人間として転生する作品が多い。
しかし本作の主人公は蜘蛛。
しかも、いきなり危険な迷宮に放り込まれる。
この設定のおかげで、序盤から普通の異世界作品とは違うサバイバル感が生まれている。
人間なら道具を使える。
言葉を話せる。
誰かに助けを求めることもできる。
しかし蜘蛛には、それができない。
だからこそ「どうやって生き残るのか」が純粋に気になる。
主人公のメンタルがとにかく強い
本作の主人公「私」は、置かれている状況だけを見るとかなり絶望的。
しかし、本人のテンションは意外と高い。
危険な敵に遭遇しても、状況を分析し、逃げ道を探し、どうすれば勝てるかを考える。
そして、ゲームのようなスキルシステムを利用しながら少しずつ生存能力を高めていく。
この前向きさが、重くなりがちなサバイバル展開を読みやすくしている。
「弱いからこそ面白い」成長システム
序盤の主人公は、決して圧倒的な存在ではない。
むしろ、周囲には自分よりはるかに危険な魔物が存在している。
そこで重要になるのが、スキルや経験値。
敵を倒し、経験値を得て、スキルを取得し、戦い方を工夫する。
この積み重ねによって、少しずつできることが増えていく。
そのため、主人公が強くなったときの爽快感が大きい。
戦闘が「知恵比べ」になっている
単純な力比べだけでは勝てない敵が多い。
そこで主人公は、自分の能力や迷宮の地形を利用して戦う。
罠を仕掛ける。
逃げる。
敵の弱点を探す。
スキルを組み合わせる。
こうした工夫によって、格上の相手にも対抗していく。
この「どうやって勝つのか」を考える過程が、本作のバトルの面白さになっている。
蜘蛛なのに妙に応援したくなる
普通なら「蜘蛛が主人公」と聞くと、感情移入できるのか疑問に思うかもしれない。
ところが、実際に読むと主人公の独特なテンションと生存への執念によって、かなり応援したくなる。
「次は何を覚えるんだろう」
「この敵に勝てるのか?」
「ここからどうやって逃げる?」
と、いつの間にか蜘蛛の生存を見守る読者になってしまう。
物語が進むほど「ただの蜘蛛転生」ではなくなる
序盤は迷宮で生き残るサバイバルが中心。
しかし、物語が進むにつれて世界の構造や転生者たちの関係が見えてくる。
主人公の視点だけでは分からない情報も存在し、別の人物たちの物語が絡み合っていく。
この構成によって、「蜘蛛が強くなる話」だけではない大きな物語へ発展していく。
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目覚めたら蜘蛛だった
まずは何といってもここ。
異世界に転生した主人公が、目覚めた瞬間から「蜘蛛」だと気づく。
しかも安心できる場所ではない。
周囲には自分より強い魔物が存在し、食料を確保するだけでも命懸け。
「異世界転生なのに、これはハードモードすぎる」と感じるはず。
最初の敵との戦い
序盤では、主人公が自分より強い魔物を相手にどう戦うかが大きな見どころ。
真正面から戦うのではなく、自分の能力を分析し、地形などを利用しながら生き残ろうとする。
この戦い方が、後の主人公の成長にもつながっていく。
スキルを覚えて強くなる過程
本作では、スキルの獲得と成長が物語の大きな楽しみになっている。
何を取得するのか。
どの能力を伸ばすのか。
新しいスキルを手に入れるたびに、主人公が少しずつ生存しやすくなっていく。
迷宮の深部へ進む恐怖
迷宮には当然ながら、奥へ進むほど危険な存在が待っている。
「次は何が出てくるのか」という未知への恐怖がありながら、主人公自身は前へ進むしかない。
この緊張感が、序盤から作品を引っ張っていく。
人間側の物語にも注目
本作は蜘蛛になった主人公だけを追う物語ではない。
転生した他の人物たちの存在も物語に関わってくる。
一見すると別々に見える出来事が、後からつながっていく構成が本作の重要なポイント。
「蜘蛛ですが、なにか?」が面白い理由
モンスター転生だからこその新鮮さ
人間ではなく蜘蛛として転生したことで、異世界の見え方が大きく変わる。
人間社会の常識がほとんど役に立たない。
だからこそ、自分の能力だけを頼りに生き残る必要がある。
この設定がサバイバル漫画としての面白さを強くしている。
主人公の成長を実感しやすい
最初は逃げるだけでも精一杯。
そこからスキルを覚え、戦い方を学び、強敵にも立ち向かえるようになっていく。
成長の過程が細かく描かれるため、「いつの間にか強くなっていた」という印象になりにくい。
ゲーム的なシステムとファンタジーの相性がいい
スキル、経験値、進化などの要素が、異世界ファンタジーの世界観と組み合わされている。
ゲームが好きな人なら、主人公がどんなスキルを取得するのかを見るだけでも楽しめる。
後から効いてくる情報が多い
本作は、最初から世界のすべてを説明するタイプではない。
読み進めるうちに「この設定はそういう意味だったのか」と感じる場面が出てくる。
そのため、単純なレベルアップ系作品として読むだけでなく、世界の謎を追いながら読む楽しみもある。
2026年現在、漫画版は16巻まで刊行
漫画版は第16巻が2026年2月10日に発売されている。
第16巻では、神として力を付けた白がDのいる「地球」へ赴き、転生前の自分について知らされる展開が描かれている。
単なる迷宮サバイバルから始まった物語が、転生そのものの秘密へ迫る段階まで進んでいることが分かる。
無料・お得に読む方法
「蜘蛛ですが、なにか?」は電子版が展開されており、KADOKAWA公式の商品ページから試し読みを確認できる。
第16巻の商品ページでも電子版と試し読みへの導線が用意されている。
初めて読むなら、まず第1巻の試し読みで「蜘蛛転生」「サバイバル」「スキル成長」という作品の基本的な面白さが自分に合うか確認するのがおすすめだ。
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まとめ:最弱の蜘蛛から始まる、異色の異世界サバイバル
「蜘蛛ですが、なにか?」は、女子高生だった主人公が異世界で蜘蛛に転生し、危険な迷宮を生き抜いていく異世界サバイバルファンタジーだ。
人間ではなく蜘蛛。
しかも、いきなり最悪クラスのダンジョン。
普通なら絶望するような状況だが、主人公は強烈なメンタルと機転を武器に、一つずつ問題を突破していく。
敵を倒してスキルを獲得し、強くなり、さらに危険な場所へ進む。
この成長過程が非常に気持ちいい。
さらに物語が進むと、転生者たちや世界そのものに関する謎が絡み始め、単純な「蜘蛛が強くなる話」ではなくなっていく。
「最弱スタートの主人公が成長する異世界漫画が読みたい」「ダンジョン攻略やサバイバルが好き」という人には、かなり相性のいい作品だ。
✅ 異世界転生が好き
✅ モンスター転生作品が好き
✅ 弱い主人公が成長する物語が好き
✅ ダンジョン・サバイバルが好き
✅ スキルやレベルアップ要素が好き
✅ 伏線や世界の謎を考察するのが好き